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2001
REPORT

.4

最新の釣行報告 01.12.02
鹿児島下甑島 瀬々野浦

〜ナポレオンとの初対面〜

DATE2001.12.02 中潮 満潮 08:48/20:16 波高1.0m 北東の風
行  程午前3時半 後浜出港 パートナー号(深川釣具)及び地元の渡船乗換
行  先鹿児島下甑島 瀬瀬の浦 不明・松島
釣時間午前6時から午後4時まで
同行者akitoooさん、turumikuroさんほか、牛深の方々
タックルがま磯ぐれ競技用 1.75号5.3m/リール トーナメントX2500
仕掛けミチイトフロート2号/ハリス2.5〜1.7号 /かん付ウキ0号+ハリスウキ0号/雲水B 針 伊勢尼4号,その他

パートナー号から瀬々浦港から地元の船に乗り換える。(港に帰港中)




幸先はいいのか?悪いのか?
 akitoooさんからのネット上での瀬々浦釣行のお誘い。 有り難い事である。売られた?お誘いは、買うタイプなので、turumikuroさんも 無理矢理誘って、すぐ決定。
 釣果も船側の話によると、一人キロ級10〜15尾釣れているという…そんな美味い話が 有るかなあと思いつつも顔がニンマリ。期待が膨らむ。
 最も心配であった波高も、一日、一日と静まり1mに。 これは、まさに神が味方したと思わざる得ない。こんな最高の状況で釣りに行ける なんて、人生でも滅多にない幸せな一時であるなんて、ちょっと大袈裟に 考えたりもした。
  しかし、人生は、やはりそんなに甘くないのだ。神も我々のためにちゃんと試練を与えてくれる。
 なんと、同じく瀬々浦に出る別の船が故障、急遽、パートナー号に白羽の矢が… 突如、他の船の客を乗せ、先の便を出したとの事。お陰で、こちらは、二便となり 出航も遅くなったのだ。akitoooさんも心配して「瀬は、一杯有るんですよねー」なんて 云うが…「ん?」上物のポイントは以外と少ないのだ。実はその不安が的中する結果に。
 しかし、深川釣具さんに敢えて、この場で独り言として、苦言を申し上げるとすれば 予約先客を無視して、突然の客を先に乗せるのは、どうかと思います。 やっぱり、それは後の客に待って貰うのが筋。後で瀬替えすればいいと いう問題ではないと思いますよ。一応、今後のために書かせて頂きました。 以上。



高瀬崎周辺から瀬替わりして松島に。振り返ると大チ○ポと立髪が見える。

ナポレオンとの初対面
 まあどーにか、出航と相成った。パートナー号は我々8名を乗せて予想以上にスピーディに走る。 船は狭いし、イスも固いので、船の中でもぞもぞ終いには床に座り込んだものの 殆ど、ローリングなどの揺れは少ない。
 自称船に弱いturumikuroさんを見るとナマ汗?をかき、歯を食いしばっている。 そろそろ辛いなあ…と思ってると船は、1時間半で かの有名な「ナポレオン岩」に 迫っていた。
 瀬々の浦と云えばナポレオンと云うほど 有名な奇岩で実はこのあたりは地元の船しか 乗せないので、これまで間近で見たことはなかったのだ。アッという間に疲れも船酔いも 不安も不満も吹っ飛んだ。
 もう言葉も失うほど威厳を感じさせる瀬である。あまりの感動で写真も撮っていない(笑)。
 さあ、船は瀬々の浦港で地元の瀬渡し船に乗り換え、ナポレオンの側の瀬から客を 降ろす。私達は、akitoooさん、turumikuroさんと豪華に三人で降りる事に。ワクワク楽しみな 釣行だ。 やがて、高瀬崎を曲がり、大内海へ向かう瀬で降りることに。降り立つ瀬の名は知らないが雰囲気は 悪くない。瀬々の浦は、もともと水深があるところで、いきなり足元30〜40mってのも少なくない。 見た感じ、そう深くもなさそうな瀬であったが、ポイントと思われる足場には、ビトンの跡。 ん?ここって底物のポイント?かとなぁと半信半疑で、釣りスタート。


上物では人気の大カブ瀬。瀬替わり後。


  バラシの友?
 夜がうっすらと明けていく。とりあえず思い思いのポイントで釣りをスタートする事に。 撒き餌を打ち出すと、なんと手前潮??げげっ、と思いながらも、 しばし手前に向かう潮を釣ることにした。
 撒き餌は今回、オキアミ1角、アミ1角、集魚材V9 1/2にパン粉2キロを混ぜたモノを 2セット作り、午前と午後の分とした。
 第一投。誰もが夢を見る瞬間である。
 アタリはない。徐々に棚を深くするが竿一本以上入れても餌取りのアタリすら無いのだ。 何度も打ち返すが、餌取りの姿も見えない。
 思い切って、潮に逆らわず沖向きでない、ワンド水道向きを釣ることに。
 おっと、いきなりのアタリ。ウキはスッと海面に吸い込まれて、慌ててアワセを入れた。 一回目の突っ込みをかわす。かなりでかい。今度はあっという間に沖に反転。ん?クロではないのか と思った瞬間、海溝らしき深みに潜り込まれ、あえなくバラシ。ふーっと溜息が出る。 なんと、バラシ第一号になってしまった。
 二人に笑われるが、その後ちゃんと二人とも そのポイントで交互にバラシてくれて、気が楽になる。 きっと、私の気分を楽にするために二人ともつき合ってくれたのだと思う。 しかし、時々生体反応すら感じられない時もあり、昼までに釣れたのは結局、オジサンにエラブッチャーのみ。


我々の乗った松島のポイント。

瀬替わりで松島・大カブ瀬に
 予め地元の船頭が「1時に瀬替わりするので。」と云っていたので、それに備えて 早めに竿をたたむ。約束通り船が来て、鹿島を目指して船は進む。
 「いやー、今日はどこも釣れてないねー。食いが渋いのでハリスを細くして、ハリスウキを付けてる人が 釣れてるみたいよ。」などとほざいている。?し、失礼っ!だって、こっちは、離島での 太ハリス勝負を夢見て来ているのに、夢をぶち壊さないでよーと内心云いたい。
 船は、過去にも渡礁経験のある松島に向かう。akitoooさんが一人で気を遣って中瀬戸で降り、 私とturumikuroさんは、松島に降りることに。
 早速、撒き餌を開始するが、潮の動きは鈍い。ポイントを変えながらあちこちに探りを 入れてみる。思い切って釣り座も移動した。もやーっとした、餌取りらしきアタリが頻繁にある。 ここは、狙えそうだと、潮が余り動かないのでちょっと誘いながら釣ってみる。
 投入後、仕掛けが馴染み、微かな前アタリ。ちょっと道糸を張ると、珍しくスーと 引き込み、合わせてみると 懐かしい突っ込み。うーん。型はさほどないが、一度撒き餌を打ち、丁寧にタモですくう。 ホットする瞬間。今シーズン初のキープサイズとの出会いである。

渋くて寒い結果、でも…

 安心している場合ではない。もう2時を過ぎている。さっさと釣ろうと打ち返す。 遠くでturumikuroさんもクロを上げたようだ。これは内緒の話だが、turumikuroさんがクロをあげたのを 実は初めて見た。ははは。おめでとうございます。彼の名誉のために書くが、turumikuroさんの技術は 素晴らしいものがあり、いつも参考にさせて貰っているが、同行する際はいつも、いいポイントを私に譲って くれて、条件が合わなかった次第なので念のため。
 そのあと、気合いも入るが、尾長らしき、合わせの瞬間、チモト切れもあり、後は続かず納竿。 ちょうどakitoooさんの乗った中瀬戸の釣り座も正面に見える。時折、竿をしならせており、 これは、全員ボーズだけは、免れたかと安心していたが… 結局、イスズミとサンノジ系ばかりだったとの事。結果、私が一枚、turumikuroさんが2枚で なんと8人で4〜5枚の寂しい結果で終わったのだ。


松島から見た大カブ、中瀬戸、akitoooさん?

余談
 この瀬々野浦の景観は、本当に素晴らしい。九州でもトップに推薦したい磯群だ。 瀬も垂直に切り立ったところが多く、どちらかと云うといりなりドンブカ水深が多いので 底物師の多い釣り場だ。しかし、他の磯に比べると釣り人が少なく、一発大物や得体の知れない 大物のロマンを秘めた磯なのだ。
 かくいう私も、真っ昼間の真鯛仕掛けで、4号竿、ハリス8号で続けざま3発バラシ。 どうしても取れなかった経験を持つ。(こんな話は自慢にはならないが、とにかく魅力のある瀬だ。)


 
今回のお勉強;
・最近、バラシを多発している。もっと真剣に対策を考える必要有り。
・渋い時の繊細な仕掛けと、誘いの研究を痛感。
 
釣果;
 クロ1尾700g

胃袋の中身;煮付け
予想以上にプリプリして、これがすごく美味でした。

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