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| 2002 REPORT .13 |
鹿児島上甑里 野島長瀬・沖の島コゴ瀬 〜悪夢の完全ボーズ。一度のアタリすらなし〜 |
ドラマのない釣り muchojinさんが前回の仇討ちをしたいと、上甑釣行のお誘いがあった。 天候を確認すると、前日の予報では、一日曇。ふむふむ。これはいいのではないかと 誘いに乗った。上甑への釣行は阿久根から藤丸を利用しているが今回は、エキスプレスではなくて 以前の藤丸。なんと土曜日だというのに、客が１０人もいなかったのだ。 客の少ない理由は、釣れていないだけでなく、もうひとつ理由があった。 実は、この日藤丸は「遅出し日」に当たっているからなのだ。 上甑では、以前は早い者勝ち？だったのだが、昨年から、上甑の代表的渡船である 蝶栄丸と藤丸の申し合わせで、奇数日、偶数日で「早出し、遅出し」を決めている。 従って以前は、出港時間がだんだん早くなるいやな傾向にあったが この取り決めによって、寒い夜の磯で何時間も我慢する事はなくなった。 若い息子船長の操縦する船はのんびり上甑を目指す。 我々は、殆ど最後に野島の長瀬に渡礁。裏側は砂浜になっており、丁度 ヨコタ瀬が見える。 夜が明けるまでのしばしの間、ビールを飲んでのんびり。 夜明けと同時に釣りを開始する。 とりあえずの感覚で、kz-ＧＴＲの０号の全誘導仕掛けで探ることに。 潮は、ゆっくりと左沖に流れる。最初こそちょこちょこと、餌取りに餌を取られたが そのうち餌も取られなくなった。 何が悪いのか、全く解らない。潮も通している。水温は確かに下がったままのようだが キタマクラは、撒き餌に浮いてくる。 おっと、同じ全誘導で釣っていたmuchojinさんの竿が曲がる。800位のクロをゲット。 しかし、本人曰く「アタリもなかった…。かかってたって状態（笑）」 いいなあ〜。まぐれでもなんかアタリがないと、集中力が途切れそうになる。 右、左。手前、沖と流してみる。それこそ100ｍ近く流してみる訳だから タナも相当深く入っている筈だ。 だがしかし、無情にもエサは全くかじられてもいないのだ。 そのあとまた長い沈黙が続く。時計はもう１０時を回っている。 「今日は酷すぎる。」なとど思っていると、船が見えて、堪らず瀬替わり。 瀬替わりしてさらに悪い状況 船長曰く。「瀬替わりしても一緒よ。どこも釣れとらんよー。」「ははは。」 まあ、そうは聞いても、船は、沖の島を正面に止まる。コゴ瀬に乗り西の瀬との水道を釣ることに。しかし、予定外の雨はだんだん雨足が酷くなる。しかも流してみると まだサゲの潮は走っていない。しかも足場は悪い。 おいおい、これは、真剣にやばいよ〜。 改めて、撒き餌を準備して、撒き餌を打ったのち、釣り再開。 やはり全誘導で狙うことに。 ぼちぼち磯際から狙ってると、本流がガンガン走り出す。 当然本流を流したくなる。 しかし、何度流しても、エサは付いたままなのだ。 なんだか、瀬替わりしない方が、まだ可能性があったような？？ 雨に打たれながら１２時半まで、おにぎり一個で竿を振ったが ついに納竿。 一度もウキは沈まず。餌取りのアタリすらなかった。 こんな事って、何年ぶりだろう。 帰りに船長。「実は最近黒神で漁師が死んだんよ…。それから釣れんのよね〜。」 まあ、それはともかく、もう九州全体釣れないんじゃないかななんて 思う位、最低の状況でした。 本日の結果 今回の課題； ・もっと大胆に試すべし。 釣果； 全くなし。 
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